UPDATE 06/04/14

心洗わる

静かな朝に響く馬車の馬蹄 ♪
赤い2階建てバス(通称ダブルデッカー)の行き交う街 ♪♪
サッカーの応援チームが勝ったのでしょうか、賑やかなパブ ♪♪♪
今にも降り出しそうで・・降ってこないどんより空。そうです、ビックベンの鳴り響く英国であります。そして私は、帰国後まもなく入社しました松永と申します。
今回は、ちょっと皆様の右脳を刺激させていただきます。
「皆様、『梅干を丸ごと口に入れたところ』を想像してみてください」・・・
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人って不思議です。赤ちゃんや食べた経験のない外国人はそれを見てもなんともないのに、一度口にしたことのある人はきっとこんな顔になり、ジワリつばが出てしまいませんか。それは想像が現実と錯覚して起きる現象、いわゆる右脳運動です。右脳といえば、ジェスチャーの多い感情表現豊かな外国人は英語を話すとき右脳を使っています。また、音楽や映画鑑賞、ダンスや自然と触れ合う時も、五感が刺激され右脳が働くようです。どこか心地よかったり、感動したり、と心洗われるからです。人にはさまざまな感じ方はありますが、色々な経験をして、食して、旅して、出会って、より繊細になっていくのでは、と考えます。そして、子供のように初めて目にした喜びを素直に感動する、これって画家には欠かせない右脳のようです。
ここで私の大好きなレオナルド・ダ・ビンチを例に挙げさせていただきます。彼は画家でありながら、発明家でもあり、建築家、科学者、軍人でもありました。彼の好奇心は現実を超え留まることを知りません。が、しかし完璧主義者で優柔不断、飽きっぽい性格から、彼の人生における画家としての完成品は10数点と言われています。普通、画家の描くモチーフはいくつか決まっていて、作品も年々増えていくはずなのに・・・。
絵を描くということは、そのものを知るということ。光を求め続ける画家は多くいます。 「光が物体を平面から立体へと導くから」と言いたいところですが、私には画家には他に何か見えているように感じます。『人が天から才を与えられる。時として、その常識的な範囲をはるかに超え賦与されることがある。つまり、同一人物が美、品位、才能を一身に備えたとき、その人物のなすところ神に通じ万人を抜きんでる。』これは後天的ではなく天与であることを証明しているのかもしれません。光は時空を超え無限をも感じさせる。彼が現実との境を線として表すことが出来たのなら、作品を増やすことも出来ただろうに。完璧な構図と技法で彼自身を出そうとする。そこにはモナリザやマリア、そしてイエス・キリストを描くダ・ビンチの愛をも感じられる。彼が生涯手放すことのなかった作品が3点程あります。それはルネッサンス(14〜16世紀)では認められずとも信念を描き通した貴重な作品です。私が初めて絵を見て涙したのはダ・ビンチの作品でした。
芸術、スポーツ、音楽、自然、皆様の感動をお届けできるのは、好奇心から生まれる探究心とその価値を信じきる力ではないでしょうか。

 

 

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