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UPDATE 07/08/31

美術品を守るために


 画廊や百貨店で購入した作品、オークションで競り落とした作品、あるいは人からプレゼントされたり、先祖代々家に飾ってある作品。美術品が手元にあるのも何かの縁。飾りっぱなし、しまいっぱなしにせず、愛情を注いでかわいがってほしいものです。
 今回は意外と知られていない美術品の扱い方や保管方法を簡単にご紹介します。
 たとえば、光による退色。直射日光が当たるような場所は問題外です。紫外線をカットしさえすればいいというわけではなく、なるべく鑑賞の際の照明も控えめにするのがいいでしょう。
 多くの人が心配するのがカビ・シミ。湿気のこもりやすい押入れなどに作品を保存するのはできるだけ避けたいです。作品を箱にしまう際には、湿気を一緒に閉じ込めてしまわないように、好天の続いた乾燥した日を選ぶのがいいでしょう。
また、空調の風が直接あたる場所に作品を置くと表面が乾燥して、亀裂が入ったり絵の具の剥離の原因にもなります。 
 やっかいなのが害虫。経年劣化で発生するカビとは違って、虫害は突発的に起こるケースが多く、かつ被害が進むスピードが速いです。予防策としては、作品をしまいこんだままにせず、時々「見る」ようにしてください。虫干しを兼ねて、隅々まで点検し、鑑賞すれば、虫による被害の早期発見につながります。
 このような点に、日ごろから気をつけて美術品鑑賞を楽しんでいただけたらと思います。



東京支社 花井






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