覆面アーティスト「バンクシー」

おはようございます！今朝もいつものように会社に出勤すると、本社ビルの壁に大きな落書きが・・・。そんな事はご勘弁願いたい話ですが、それが彼の描いた落書きなら話は別です。

そう、英国の「覆面画家」バンクシーの仕業であれば。彼のことを「落書き画家」「芸術テロリスト」等と表現するメディアもいます。どれも、非常に興味をそそられるキャッチコピーで、バンクシーって何者！？と、ワクワクしてくるのは自分だけでしょうか。

グラフィティアーティストとして世界的に有名なバンクシーバンクシーの名が一躍世界に広まったのが2005年の美術館ジャック！

世界の有名美術館に自分の作品をこっそり持込み、作品解説とともに無許可で展示して、そのクオリティの高さ故にしばらくの間、誰も気づかないまま展示され続けていた。というエピソードはバンクシーを語る上では欠かせません。

バンクシーは自分の正体を決して明かさず、世界各地に出没し風刺の効いた作品を世に残していく。街角の壁や路上にゲリラ的に落書作品を描き上げ、そっと姿を消していくのです。

そんなバンクシーが繰り返し創作の舞台に選んでいるのが、中東パレスチナです。そこにはイスラエルが建設した巨大な分離壁があります。

パレスチナの人々の絶望感が染込んだような壁に、イスラエルの治安部隊に威嚇発砲をされながらも、バンクシーはその壁から逃れる為に風船につかまって飛ぶ少女の姿を描いた。他にもパレスチナの壁にはバンクシーのメッセージが込められた作品がいくつか存在します。

バンクシーは落書きで壁を壊そうとしたのでしょうか。　　

そんなバンクシーの落書き作品をビルの壁ごと切り取って、絵画オークションに出品する者もでてきました。作品の中には何千万円という金額で落札されたものもあるとの事。これらの絵はバンクシーが勝手に描いたものではありますが、オークションの売却代金は全額ビルの持ち主の懐に入っているとか・・・。

ただ、ビルの壁の解体費やそれを修繕する費用の方が高くついてしまうケースもあるようです。バンクシーの作品が全て壁に描かれたもの、というわけではございません。額に納められた作品もございます。

もちろん弊社では、バンクシーの作品を喜んで買取させて頂いておりますので、是非ご相談下さい！ただ、壁に描いてある作品につきましては、慎重にご相談させて頂きますね・・・。