斎藤真一 サイトウ シンイチ
美術品買取情報

紅い陽の山脈「越後瞽女冬の旅」より
作家名
斎藤真一
出身
岡山県倉敷市
ジャンル
絵画 洋画

斎藤真一とは

斎藤真一とは、日本の洋画家であり、瞽女(ごぜ)(盲目の女旅芸人)をテーマにした作品で広く知られています。日本の風土や歴史に根ざした人間の哀愁を独自の画風で表現しました。

1922年、岡山県倉敷市に父・斎藤藤太郎(都山流尺八大師範)、母・益の長男として生まれます。
1935年に岡山県立天城中学校に入学すると、味野から峠を越えて天城中学まで3里半の道のりを5年間、自転車で通学します。2年生で陸上部に入部、秋から県大会に出場し始めるとしばしば入賞し、3年生で県下の駅伝大会にアンカーとして出場し優勝、天城中学の名を高めます。その実績を買われて4年次にマラソンに誘われるが、好きな絵を優先させて断念します。油絵具を買ってもらうと猛烈に絵に興味を抱き、日曜日ごとに天城中学より更に2里離れた大原美術館に通ううち、グレコ、セガンチニ、コッテ に魅了されます。教師から藤田嗣治の複製画を見せられて虜になり、上野の美校(東京美術学校)に憧れます。中学校卒業の年1940年に岡山県立天城岡山師範二部に入学、美校進学を目指し、師範学校の2年間はデッサン室にこもり親友と受験デッサンに明け暮れ、師範学校の2年次に東京美術学校(現・東京芸術大学)師範科を受験して合格、1942年東京へ移ると、まもなく徴兵に応召、海軍に3年従軍して学籍に戻りました。 1948年に卒業すると、静岡市立第一中学校に職を得ます。この年、第4回日展に「鶏小屋」が初入選。翌 1949年、郷里の岡山県味野中学校に転任、萩野悦子と結婚すると退職し、ごく短い期間、神奈川県の鵠沼に住みますが岡山に戻り、岡山県立天城高等学校の非常勤講師として1950年から勤めています。翌年、長男・裕重が生まれ、光風会第38回展入選(「閑窓」)を経て1953年に静岡県立伊東高等学校に着任すると創作に力を入れ、 1957年、光風会第43回展に「立春の道」を出展し、プールヴ賞を受賞すると、次の年、パリに留学。渡航の費用は静岡や伊東、岡山で個展を開いたり、弟・彰男、妹・昌子など親族の援助を受けて捻出したものでした。横浜から船でマルセイユに渡り、イタリアまで原動機付自転車で40日かけて放浪の旅をしたといいます。アカデミー・グラン・ショーミエールで学び、藤田嗣治と親交を深めました。 パリ留学は2年にわたり、1960年に帰国、文藝春秋画廊(東京)にて帰国後初の個展を開きます。帰国に際して藤田嗣治から「日本に帰ったら秋田や東北の良さを教えられ、自分の画風で描きなさい。」と勧められており、斎藤は次の夏に津軽を訪れるとねぶた祭に感動し、津軽三味線の音色に驚いたといいます。宿の古老から瞽女のことを教えられて心を惹かれ、年が明けると盲目の女性を描いています。初めて杉本キクエ瞽女を訪ねるのは1964年で、翌年よりおよそ10年間、休暇のほとんどをさいて瞽女を取材するため越後に通うきっかけとなりました。その間、「越後瞽女日記」展を文藝春秋画廊で開き(1970年東京・羽黒洞主催)、1971年には「星になった瞽女(みさお瞽女の悲しみ)」で第14回安井賞佳作賞を受賞、18年間勤めた伊東高校を退職、1年間水上勉「松吟庵記」(月刊誌『小原流挿花』)の挿し絵を描いています。

斎藤真一の買取実績例

斎藤真一の鑑定機関・鑑定人

日本洋画商協同組合は、日本全国の41画廊が加盟している美術商の団体。作家ごとに個々の鑑定登録専門委員を定め、遺族、その作家を主に扱った画商、作家によっては、評論家、研究者も含めて構成されている鑑定機関。

斎藤真一に関する美術館情報

3つの買取方法

    • 出張買取
    • 店頭買取
    • 宅配買取

    出張買取

    • STEP1:お申し込み・訪問日の決定
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      • 絵画の場合

        絵画の場合

        絵画の場合
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        額を除いたサイズになります。例)○号 もしくは縦○○㎝×横○○㎝
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        絵画のジャンルや、技法などの特徴を教えてください。例)ジャンル:日本画、技法:リトグラフ
      • 骨董品の場合

        骨董品の場合

        骨董品の場合
        作家名・作品名
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        共箱は、作家名や作品名が書かれた桐の箱です。例)共箱:有
        大きさ(陶磁器の場合)
        作品自体の最大値を計測ください。例)高さ○○㎝×幅○○㎝、直径○○㎝など
      • 掛軸の場合

        掛軸の場合

        掛軸の場合
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        大きさ
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    • STEP2:鑑定士が伺います
      STEP2鑑定士が伺います

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    • STEP3:お品物を鑑定
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      • 所定鑑定機関のある作家に関しては、鑑定を所定鑑定機関に依頼する場合がございます。
    • STEP4:現金でのお支払い
      STEP4現金でのお支払い

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      STEP3お品物を鑑定
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    • STEP4:お振込みでのお支払い
      STEP4お振込みでのお支払い
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このようなお悩みをお持ちの業者様は、ぜひ弊社の交換会へのご出品をご検討ください。
画廊など専門業者のみが参加するため、公平かつ安心な取引が可能です。

よくある質問

沢山あるので、一度見に来て欲しいときはどうすればよいですか?

担当地域のスタッフよりご連絡させていただきますので、0120-081-560までご連絡くださいませ。

どんなものでも買取可能ですか?

作品によっては、買取の難しい作品がございますので、一度ご連絡いただければと思います。

買取時に必要なものは?

ご本人様を確認できる、現住所記載の身分証明書(1)~(8)のうち、いずれか一つをお持ちください。

(1) 運転免許証
(2) 運転経歴証明書
(3) パスポート
(4) 住民基本台帳カード
(5) 健康保険証
(6) 在留カード
(7) 特別永住者証明書
(8) 住民票

※身分証の住所に相違がある場合は以下の物が必要になります。
本人確認の身分証の住所が異なる場合は、本人様名義の現在お住まいである住所を確認できる物が必要になります。発行日から3ヶ月以内の公共料金領収書もしくは請求書(電気、水道、ガス、固定電話、未払いでも可能)が必要になりますので、住所変更されていない上記8項目の身分証明書とご一緒にお持ちください。

※有効期限の切れた身分証明書はお取り扱いできません。

どうして身分証明書が必要なの?

古物商が行う商品の買取・取引時に相手の身分(証明)確認の義務は法律で定められています。
当社では買取時に必ず確認させていただいております。

未成年ですが買取は可能ですか?

18歳未満のお客様の場合は買取いたしません。
18歳・19歳のお客様の場合、下記の書類をご用意ください。
※同意書は親権者様、委任状は所有者様の自署にてお願いいたします。

同意書 委任状
18歳・19歳のお客様の所有物
18歳・19歳のお客様の父母の所有物
上記以外の方の所有物