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岡本太郎 オカモト タロウの美術品買取情報
岡本太郎
芸術一家に生まれ、一般的な躾を全く受けずに育った太郎は、少年期より既存概念にとらわれる事がなく、人間としての自由や権利を阻害する者、権威を振りかざす者、かさにかかって押さえつけようとする者には、徹底的に反抗した。この反逆児ぶりは生涯貫いており、またそれが創作への情熱にもなった。
著書「今日の芸術」の中で、「うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」と宣言している。これは手先の巧さ、美しさ、心地よさは、芸術の本質とは全く関係がなく、むしろいやったらしさや不快感を含め、見る者を激しく引きつけ圧倒する事こそが真の芸術と説いている。
また「職業は人間」「芸術は爆発だ」「芸術は呪術だ」「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」などの名言を残した事で有名である。ただ人々にとって岡本太郎とは、お笑いタレントに仕草を真似されたことも影響してか、「目玉ぎょろりの爆発おじさん」という印象が強く、人物としてなかなか正当な評価を受けられずにいた(本人はそれを喜んでいた)のだが、太郎の死後、岡本敏子らによる著作を中心とした啓蒙活動により再評価され、芸術を志す者のみならず、広く一般にも共感と影響を与えることになる。
自らの作品をガラス越しで展示されるのを非常に嫌い、そのままの状態で鑑賞してもらうことを善しとする考えであった。それを表す逸話として、国立近代美術館で展示中だった「コントルポアン」を傷つけられたことがあり、それ以降関係者がガラス越しでの展示を提案すると太郎は激怒して、「傷がつけば、俺が自ら直してやる」とまで言ってのけたという。
渋谷駅の駅ビルのような位置づけである渋谷マークシティという、渋谷駅からの電車の微振動や乗降者数の多さ、そして気温・湿度の激しい変化に晒されるなどとても設置場所としては不向きなところに展示される「明日の神話」も、以上の理由で何の防護措置も施されずに展示されることになった。
●平面作品 ※所蔵先記載無は、川崎市岡本太郎美術館蔵
・敗惨の歎き(1924年)- 現存する太郎の最古の作品。
・空間(油彩、1933年)- 戦災により焼失し、1954年に再制作された。
・コントルポアン(油彩、1935年、東京国立近代美術館蔵)
・傷ましき腕(油彩、1936年)- 戦災により焼失し、1949年に再制作された。
・露店(油彩、1937年、グッゲンハイム美術館蔵)
・憂愁(油彩、1947年、草月美術館蔵)
・重工業(油彩、1949年)
・赤い兎(油彩、1949年、富山県立近代美術館蔵)
・森の掟(油彩、1950年)
・燃える人(油彩、1955年、東京国立近代美術館蔵)
・裂けた顔(油彩、1960年)
・遊ぶ(油彩、1961年、東京国立近代美術館蔵)
・装える戦士(油彩、1963年)
・愛撫(油彩、1964年)
・千手(油彩、1965年)
・明日の神話(油彩、1968年)
・哄笑(油彩、1972年)
・記念撮影(油彩、1975年)
・黒い太陽(リトグラフ、1979年)
・遭遇(油彩、1981年)
・森の家族(油彩、1983年)
・疾走する眼(油彩、1992年)
●立体作品
・顔(陶、1952年)- 全部で3点制作され、うち1点が一平の墓碑となっている。
・日の壁・月の壁(陶、1956年)- 旧東京都庁陶板レリーフ
・坐る事を拒否する椅子(陶器、1963年)
・梵鐘・歓喜(ブロンズ、1965年)
・若い時計台(コンクリート、アルミニウム、1966年)- 銀座数寄屋橋公園内に設置。
・午後の日(ブロンズ、1967年)- 東京都立多磨霊園にある岡本太郎の墓碑にもなっている。
・マミフラワー会館(鉄筋コンクリート建築、1968年)
・若い太陽の塔(1969年)- 愛知県犬山市の日本モンキーパーク内に現存する。
・緑の太陽(1969年)- 大分県別府市田の湯町サンドラッグビルの陶板壁画。
・太陽の塔(鉄筋コンクリート、1970年)
・オリエンタル中村(現・名古屋三越 栄店)光るレリーフ大壁画(1971年)
・樹人(FRP、1971年)
・躍進(陶、1972年)- 山陽新幹線岡山駅内の陶板壁画。
・千手(アルミニウム、1975年)
・足あと広場(造園、1978年)- 広島県福山市松永町日本はきもの博物館中庭に造成。
・縄文人(ブロンズ、1982年)
・神話(1982年) – 島根県松江市松江総合運動公園モニュメント。
・未来を視る(FRP、1985年)- つくば科学万博のシンボルモニュメント。
・こどもの樹(FRP、1985年)- こどもの城のシンボルモニュメント
・平和を呼ぶ像(1988年)- 10月に船橋市の平和都市宣言記念シンボル像として建立。
・未来を拓く塔(1988年)- ぎふ中部未来博のシンボルとして建立。
・母の塔(原作)
・歓び – 川崎市内の小学校にある作品。『赤いリボンの少女』などと呼ばれていたこともある。
・河神 (アルミ合金、1995年)- 青森県奥入瀬渓流ホテル内の暖炉彫刻。
・花炎 (陶、1995年)- 1996年7月、有田町「世界炎の展覧会」出品作品。
1911 神奈川県川崎市で生まれる。父は漫画家岡本一平、母は小説家岡本かの子
1929 東京美術学校に入学
1930~1940 パリに滞在し芸術団体アプストラクシオン・クレアシオンに参加
1942~1946 兵役につく
1959 国際建築絵画大賞
1970 大阪万博・太陽の塔
1996 東京で歿

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