作家・作品紹介

ユニークアートの先駆者 マイケル・ルー

“絵画の天才児”

1963年、ルーは台湾で生まれました。7歳の時に絵画コンクールで優勝したことや、美術学校を主席で卒業したことから、若い頃より“絵画の天才児”と呼ばれていました。アメリカに移住後、絵画について本格的に学び、来日時に「マイケル・ルー・ジャパン」を設立し世界各地で個展を開催するなど、現在も画家やイラストレーターとして活躍しています。

ユニークアートの先駆者 マイケル・ルー

天真爛漫に描かれた猫

ルーの絵画の特徴は、ルー自身が生み出す独特な色使いと、並はずれた造形センスにあります。多彩な色使いによって生み出された作品は、どれも観る者を魅了するユニークなものとなっており、人と自然の調和を描いたイメージは、現代人が忘れかけている愛情・希望・勇気・平和などを力強く訴えかけています。そしてルーのトレードマークといえば言わずもがな「猫」。飼い猫のファジーをモデルにファジーが世界を駆けまわる姿や愉快に踊る様子など、どれもポップで明るい印象を与えてくれます。シンプルな「猫」というモチーフでも単色で描くことはなく、色彩豊かに表現しています。


ユニークアートの先駆者 マイケル・ルー

ルー作品の魅力

ルーの版画作品を見るとまるで直接描かれたような筆遣いと躍動感を見受けられます。
これはルー自らが職人などの手を借りず、コンピューター上で作画・配色・製版を行い、スタジオ内にある高解像プリンタで木版・銅版画・シルクスクリーンなどの長所を取り込み刷り上げているからです。オリジナル技法は「ルー・グラフ」と命名され、かの有名なアンディーウォーホルのように作家自身が責任を持って丁寧に仕上げていくので、本当の意味でのオリジナル版画と言っても過言ではありません。

そんな「ルー・グラフ」を用いて作成した作品を紹介します。
2012年に描かれたこちらの作品。タイトルは「ハイッ、笑って!」というのですが、タイトルの通り富士山をバックに記念撮影する時のような構図で、飼い猫ファジーと、魚、鳥が肩を寄せ合い仲良くおしゃべりしているようです。ルー作品はただ鑑賞するだけ、飾るだけの絵画だけではなく、観る者をおとぎの世界に引き込んでくれます。

老若男女幅広い世代に愛されるルー作品は弊社でも取扱いがございます。
ぜひお持ちのルーコレクションを拝見させていただけますと幸いです。

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