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作家・作品紹介

シャガール「エルサレムの窓」

1959年、エルサレムの西、ユダヤの丘と呼ばれるところにユダヤ教の教会の建設が決まり、シャガールは内装のステンドグラスの制作を依頼されました。

シャガール「エルサレムの窓」

自身も信仰するユダヤ教の聖典「旧約聖書」を題材に、見事な色彩と迫力ある描写で精神性の深い12枚のステンドグラスを制作しました。

この12枚のステンドグラスが12枚なのには理由があります。

それは、旧約聖書に出てくるヤコブの12人の息子を祖とするイスラエル12部族をモチーフにしているためで、それぞれ旧約聖書より引用された言葉が挿入されています。(下記参照)


シャガール「エルサレムの窓」

ルベン族
「ルベンよ、あなたはわが長子、わが勢い、わが力をはじめ、威光の優れた者、権力の優れた者。しかし沸き立つ水のようだから、」

シオメン族
「彼らの剣は暴虐の武器。彼らは怒りに任せて人を殺し、欲しいままに雄牛の足の筋を切った。」

レヴィ族
「彼らは、あなたの言葉に従い、あなたの契約を守ったからである。彼らはあなたの掟をヤコブに教え、あなたの律法をイスラエルに教え、」

ユダ族
「ユダは獅子の子。わが子よ、あなたは獲物を持って上がって来る。彼は雄獅子のようにうずくまり、雄獅子のように身を伏せる。」


シャガール「エルサレムの窓」

ゼブルン族
「ゼブルンは海辺に住み、舟に泊まる港になって、その境はシドンに及ぶであろう。」

イサカル族
「イサカルはたくましいロバ、彼は羊の檻の間に伏している。彼は定住の地を見てよしとし、その国を見て楽とした。」

ダン族
「ダンは己の民を裁くであろう。イスラエルの他の部族のように。ダンは道の傍らの蛇、道のほとりのまむし。」

ガド族
「ガドには略奪者が迫る。しかし彼はかえって敵のかかとに迫るだろう。」


シャガール「エルサレムの窓」

アシェール族
「アシェールはその食物が豊で、王の美味を出だすであろう。」


シャガール「エルサレムの窓」

ナフタリ族
「ナフタリは放たれた雌鹿、彼は美しい小鹿を生むであろう。」

ヨセフ族
「ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木。その枝は垣根を越えるであろう。」


シャガール「エルサレムの窓」

ベンジャミン族
「ベンジャミンはかき裂く狼、朝にその獲物を食らい、夕にその分捕物を分けるであろう。」

このステンドグラスに描かれた絵を、シャガールの指導監督下の下にシャルル・ソルリエが版を起こし、ムルロー工房で刷られた作品、いわゆる“ソルリエ版”と言われる作品を制作し、版には20~30色が使用されています。
こちらのエルサレム・ウィンドウは同じシリーズでも図柄、色目が異なるため作品によって取引価格がかわります。

またオリジナルサイン・限定の入った大判作品(ソルリエ版)のほかに、複数枚のリトグラフが1冊の本に収められたセットの作品を、バラバラに額装したサインの無い商品の作品もあります。
作品をお持ちの方は試しに査定のお問い合わせをされてはいかがでしょうか。


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