作家・作品紹介

写実絵画の次代を担う画家「山本大貴」

写実絵画の次代を担う画家「山本大貴」
「静寂の声」

細部まで計算しつくされた美

武蔵野美術大学で油彩の古典技術を学び、在学中に初出品した第83回白日会展で白日賞を受賞し華々しくデビューした山本大貴。映画を撮るように脚本を構想し、モデルと衣装を選び、調度品などの小道具や照明など細部まで計算し制作しているのだそうです。第86回白日会展では「静寂の声」が富田賞を受賞しました。「静寂の声」は、フェルメールの「リュートを調弦する女」の構図を引用しながら、ギターはエレキギターに、壁の絵はマティスの「音楽」に置き換えるなど、正統を尊重しながらも、現代の写実絵画との融合が楽しめる作品となっています。


写実絵画の次代を担う画家「山本大貴」
「2.5-DIMENSIONAL GIRL(feat.あまつ様×BLUE EGG)」

社会に有益でありたいという願い

「2.5-DIMENSIONAL GIRL(feat.あまつ様×BLUE EGG)」
この作品は日本画現代美人画壇を牽引する池永康晟と洋画現代写実画段画壇を担う山本大貴の頂上対決展「序」で描かれた作品です。秋葉原のメイドカフェ「BLUE EGG」のメイド服に身を包んだ2.5次元アイドルのあまつまりながモデルです。画中には敬意を込めて池永康晟の作品も描かれています。12月にはこの戦いの第2弾「前哨戦」、2023年には団体戦が開催されるそうです。この2人の戦いはTwitter上でも各々ツイートしていますので、たくさんの方が心待ちにしているのではないでしょうか。

物心がつく頃から紙に鉛筆を走らせ絵を書くことが好きだった山本大貴。中学時代は完全に不登校で高校進学も諦めていた山本に美術コースのある高校へ進学出来るよう力を尽くしてくれた恩師、その気持ちに報いたい、そういった感情がその後の絵と向き合う生き方を決定づけたそうです。近年では様々なメディアや他分野とのコラボレーションにより発信の場を広げています。作品がより多くの活躍をし、より広く多様な形で親しんで頂けるようにという願いを強く抱き、自己満足ではなく社会に有益でありたい、世の中の求めに応えられるよう実践していきたいという山本大貴。次の新たな挑戦が楽しみでなりません。

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