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作家・作品紹介

ガレの特殊技法

 アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家「エミール・ガレ」。
思わず触れたくなるような曲線的なフォルム、植物や昆虫など様々なモチーフを取り入れ、当時無機質な日用品だったガラス製品が彼の才能により世界中の人々を魅了する芸術作品となりました。今尚愛され続けるガレ作品の技法を一部ですがご紹介したいと思います。

ガレの特殊技法「スフレ」

【スフレ】
あらかじめ型の中に、果実・人物・動物などのレリーフを凹刻しておき、その中にガラスを吹き込んで文様をつける技法。

ガレの特殊技法「酸化腐蝕彫り」

【酸化腐蝕彫り】
フッ化水素と硫酸の混合液でガラスを腐蝕させ文様を彫り出す技法。文様の部分を抗酸化剤で覆い酸に浸すと、表面が腐蝕されて文様ができる。フッ化水素と硫酸の濃度を変化させることによって、腐蝕の深さや効果を加減することができる。

ガレの特殊技法「エナメル彩」

【エナメル彩】
色ガラス粉から作られた顔料を用いてガラスの表面に絵付し、焼き付ける技法。

ガレの特殊技法「グラヴュール」

【グラヴュール】
金属円盤にルー・トゥレ・ムル・モレットなどの道具を取り付け回転させ、ガラスの表面を削り、細かい文様や文字をレリーフ状に掘り出す技法。

ガレの特殊技法「アップリケ」

【アップリケ】
ガラスがまだ熱いうちに、表面にあらかじめ成形しておいたガラスの小塊やモチーフを溶着し、成形する技法。

ガレの特殊技法「被せガラス」

【被せガラス】
色の異なるガラスを重ねて成形する技法。グラヴュールなどの技法を使って、幾層かにわたる装飾効果を得ることができる。

ガレの特殊技法「サリシュール」

【サリシュール】
ガラス素地に各種の金属酸化物を付着させ、その上に溶解ガラスを溶かしかける技法。酸化金属が濃い色に発色して、脈理や斑文など色模様を作り出す。

ガレの特殊技法「アンテルカレール」

【アンテルカレール】
ガラスの層と層の中に装飾を施す技法。あらかじめガラスに装飾を施し、その上にガラスの層を被せて成形する。ガラス器の表層に施す装飾と併せて、巧みな遠近表現や深みのある色彩効果を出すことができる。

ガレの特殊技法「パチネ」

【パチネ】
浸透効果を起こすような酸化物をガラスの素地に入れたり表面に塗ることにより、古い金属や錆のようにくもらせる色を出す技法。

ガレの特殊技法「マルケトリ」

【マルケトリ】
色ガラスの小片でモチーフを作っておき、それをガラス器に溶着させ、押し込みならしていく技法。素地と文様が融合して、独特の効果をあげる。

 最後にご紹介した二つはガレが特許を取得した技法です。彼の飽くなき探究心が多くの作品を生み出し、ガラス工芸家として歴史にその名を残すこととなりました。
日本の美術館にも代表的な作品が沢山ありますので、ぜひその美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。

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