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作家・作品紹介

アール・デコの作家「ルイ・イカール」

アール・ヌーヴォー?アール・デコ?ってなんだ?

題材にしている二つの時代、皆さんはご存知ですか?
多くの人は「聞いたことはあるけど、どんな時代だろう?」となってしまうのではないでしょうか。
試しに学生時代の友人に聞いてみると、時代の事とは知らず語感だけを頼りに「ボジョレー・ヌーヴォーの一種じゃないの?」といった言葉が返ってきました…。

「アール・ヌーヴォー」と「アール・デコ」とは?

アール(芸術)・ヌーヴォー(新しい)=新しい芸術
とは、19世紀末~20世紀初頭にヨーロッパ近辺で花や植物などの有機的なモチーフが流行った時代です。
そして、アール(芸術)・デコ(装飾)=芸術装飾
とは、ヨーロッパやニューヨークを中心に幾何学的なモチーフが流行った時代で装飾されている作品かシンプルな作品を指します。

余談ですが、ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー(生産地)・ヌーヴォー(新しい)となりますのでボジョレーワインの新しい物となります。

以前にアール・ヌーヴォーの作家で「アルフォンス・ミュシャ」「ドーム兄弟」「ガレ」を題材に取り上げたことがありますので、今回はアール・デコの作家「ルイ・イカール」をご紹介いたします。
女性を主なモチーフとし、第一次、第二次世界大戦のヨーロッパを背景にまるできつく苦しいコルセットのように抑圧された社会から、解放され続々と社会進出していく女性たちを描いた作品が多いです。エッチング特徴である黒と白を基調とし、色数を抑えたシックな空気感と共に、繊細で優雅なタッチで女性の美しさと強さを表現する有名な作家です。

アール・デコの作家「ルイ・イカール」

イカールの傑作「ミミ・パンソン」

1888年に南フランスに生まれ育ち、兵役を終了後に芝居の世界に入る決心をし、生活のために葉書工房で働きながら絵画の修行をしていくなかで、雑誌「演劇批評」の表紙をデザインしたものが好評を博します。それを切っ掛けに、画家、服飾デザインの道を考えるようになり、それ以降は積極的にデッサンを描きつつ、自身でドレスのデザインなどを手掛け、劇団の特別公演の衣装デザインを担当し、更なる人気を会得していきます。

そんな彼の代表作のひとつは「ミミ・パンソン」というアルフレッド・ミュッセの小説に出てくる登場人物を描いた銅版画作品です。

青く深い夜が周りを包む中、街に広がる数々の輝く光、それらを背景に屋根の上に少し俯きながら座るも背筋をピシッと伸ばし、その当時の女性の気高さを表しているかのような作品です。
銅版画(エッチング)の技法らしい繊細さと、イカールが描く物語性を感じさせる女性との調和が傑作として高く評価されています。

もし、ご興味がございましたらモダンなパリを描くイカールの世界を見てみてはいかがでしょうか。

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