2020.02.04
2020年も始まってもう1ヶ月が経とうとしますね。 今年は東京オリンピックも開催されることもあり、さぞ日本にも沢山の観光客が訪れるかと思います。日本には数多くの観光地や特有の文化などがありますが、その中でも国内・海外を含…
2020.01.28
あけましておめでとうございます。来年の事を言えば鬼が笑うという諺がありますね、気付けば忙しかった師走も終わり新年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。 ユーモラスな可愛らしい鬼を描く瀧下和之 さて、冒頭から「鬼」…
2020.01.21
昨年末から世間を賑わせているニュースといえば、カルロス・ゴーン氏の逃亡劇ですね。 現時点では様々な憶測が流れていますが監視の目を掻い潜っての見事な国外逃亡劇は、まるでドラマか映画を観ているかのように驚かされましたね。 人…
2020.01.14
元号が新しくなって初めての年末年始、これをご覧の皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。 私は、年末年始を実家で過ごしておりました。ネットが発達したこともあって、最近はめっきりとTVを見ることが少なくなってしまいましたが、…
2019.12.24
100歳を超えてもなお輝き続ける作家。2015年に出版され、50万部を突破した書籍「103歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」でその名を知った方も多いのではないでしょうか。今回は今年106歳を迎えた書家、篠田桃…
2019.12.17
登山を趣味にされている方も多いと思いますが、私も数年前に勢いで富士山登頂したことをきっかけに、夏山限定ですがゆるゆると山登りを続けています。以前、富士見台でご一緒した方に美術関係の仕事をしていると話したところ、「『岳人』…
2019.12.10
今回は、トム・エバハートを紹介します。 彼は、今でこそスヌーピーで有名な作家ですが、元々はニューヨークやパリで絵画を学び、風景画家として活躍していました。そんな彼がどのようにしてスヌーピーやその仲間たちを自由に描くことを…
2019.12.03
突然ですが、マルを書く画家といえば誰でしょうか。 昭和20年~30年代にかけて関西を中心に活躍した吉原治良は、画業の晩年にマルをテーマにした画家です。今回は、この独自のテーマを画題とした画家、吉原治良をご紹介します。 吉…
2019.11.26
このイケメンは佐伯祐三である。 雨の降る日に、東京新宿区下落合にある佐伯祐三アトリエ記念館に立ち寄ってきました。今回は佐伯祐三の記念館と彼の作品について紹介しようと思います。 佐伯祐三が日本で唯一創作を行ったアトリエ “…
2019.11.19
ロイ・リキテンシュタインは1923年ニューヨーク生まれの画家です。 アンディ・ウォーホルと共にポップアートの第一人者になっており、漫画を拡大したように見える作品が代表的です。 抽象画を描いていた彼ですが、ある時、自分の子…
2019.11.12
今回ご紹介する「ロッカクアヤコ」は、現在ヨーロッパを中心に活動する気鋭のアーティストです。 ストリートでのライブペインティングから世界へ 彼女は独学で絵を学びつつ、公園などストリートで絵を描き始めました。 手法も独特で、…
2019.11.05
今回は、佐賀県有田焼の陶芸家「葉山 有樹(はやま ゆうき)」さんとその作品の魅力についてご紹介いたします。 葉山有樹と陶磁器との出会い 葉山さんは日本陶磁の故郷で生まれました。 幼い頃、近所の谷川で沢蟹や小魚を漁るときに…
2019.10.29
もう20年も前の話になります。当時学生だった私は美術館巡りが大好きで、中でも山種美術館が一番好きでした。 そこで出会ったのが上村松園(うえむら しょうえん)の「砧(きぬた)」です。夫の帰りを待ちわびる姿なのですが、すらり…
2019.10.22
今回は、木彫師の高村光雲についてご紹介します。 高村光雲という名をもちろん知っているという方もいるとは思いますが、名前は知らなくても美術の教科書などで作品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 高村光雲の写実…
2019.10.15
今回は九谷焼の人間国宝 三代 徳田八十吉を紹介します。 徳田八十吉の作品特徴 三代 徳田八十吉の作品は、従来の九谷焼のように、絵柄(山水・人物・花鳥風月)ではなく、「彩釉(さいゆう)」という、色の濃淡(グラデーション)の…
2019.10.08
日本の夏の風物詩と言えばお祭り。お祭りの定番と言えば金魚すくいと連想される方は多いのではないでしょうか。今回は金魚をすくうのではなく、金魚に救われた作家。深堀隆介(ふかほり りゅうすけ)を紹介いたします。 深堀隆介の代表…
2019.10.01
今回は、昨年没後50年ということで、あちこちで展覧会が開かれた「藤田嗣治」をご紹介いたします。 藤田嗣治と生涯秘密にした「乳白色」 大変人気の画家で、版画もたくさん出版されている「藤田嗣治」ですが、皆さんのイメージはどの…
2019.09.24
枚数が刷られている版画と肉筆の油彩画、同じ作家が描いているとすればどちらが高い値段で取引されると思われますか?一般的には油彩画でしょう。しかし、この作家に関しては違ってきます。今回は肉筆の油彩画よりも木版画が高値で取引さ…
2019.09.17
舟越桂の水への思いと彫刻・版画への情熱 「水のなかを覗くというのは、自分の中をみることではないかと思うようになりました。人間にはひとりひとり、北欧にあるような深い湖をもっていて、自分を確かめるということは、そのなかに潜っ…
2019.09.10
「笹倉鉄平」の作品の内容をお話しさせていただくうえで欠かせない要素が光の表現です。 彼には画家を目指した当初から「心安らぐ光」を描き出すという一貫したテーマがありました。 心を優しく温めてくれる光や見たものを勇気づける光…
2019.09.03
現代アートにおいてたくさんの写実画家がいるなか、生涯写実を追求した高島野十郎(たかしま やじゅうろう)をご紹介いたします。 高島野十郎 略歴 1890年8月6日に福岡県御井郡合川村足穂(現久留米市)に生まれ、85歳没。 …
2019.08.27
近年過熱する中国美術ブームの中でも、その人気を不動の物としている斉白石(さいはくせき)という画家を皆さんご存知でしょうか。 清朝末期から中華民国、中華人民共和国という3つの時代を生き、村の貧しい牧童から大工業を経て、職業…
2019.08.20
美術、芸術とは無縁の人でも、一度はこの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。 しかし、名前は聞いた事があっても、どの様な人間かと問うと「芸能人?料理系の偉い人?」などはっきりしない答えが返ってきそうな人間だと思いま…
2019.08.06
今回は、現代陶芸の第一人者として名高い「岡部嶺男(おかべ みねお)」をご紹介します。 地元の伝統技法から、多様に広がる嶺男の作域 加藤嶺男(のちの岡部嶺男)は陶芸家「加藤唐九郎」の長男として生まれました。 嶺男は地元、愛…